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![湯元凌雲閣[外観]](images/pic01_1.jpg)
![湯元凌雲閣[内観]](images/pic01_2.jpg)
十勝岳温泉で、私が常宿にしているのは凌雲閣。ここは一軒宿的な環境と、十勝岳の姿を眺めるのに、うってつけの場所である。
宿の内風呂は、苔むした大きな岩の下に二つあり、大きめの浴槽には鉄サビのような味がする薄茶色のお湯、そしてちょっと酸っぱいような味がする小さめな浴槽には無色透明なお湯が満々としている。
外に出ると露天風呂がある。湯船からの眺めは正面に十勝岳連峰が谷間越しにデーンと横たわっていて、誰もいなければ、思いっきり「ヤッホー!」と叫び、やまびこを楽しみたくなるほどだ。
十勝岳温泉 湯元凌雲閣
| 所在地 | 北海道空知郡上富良野町十勝岳温泉 |
|---|---|
| 電話 | 0167-39-4111 |
| 宿泊料金 | 冬季9500円〜 夏季1万4500円〜 |
| 日帰り入浴 | 800円 |
| 客室数 | 12室 |
| 泉質 | 1, カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉 2, 酸性・含鉄(II)アルミニウム・カルシウム硫酸塩泉 |
| 源泉温度 | 1, 53.0℃ 2, 36.7℃ |
| 効能 | 神経痛・冷え性・慢性消化器病など |
![丸駒温泉[外観]](images/pic02_1.jpg)
![丸駒温泉[内観]](images/pic02_2.jpg)
この宿を訪れたなら絶対に見逃せないのが、湖畔に隣接した天然露天風呂。
無色透明なお湯は湯底から湧き出し、湖から染み込む水と混ざり合って適温となっている。創業当時から変わらぬ場所にあるこの露天風呂は自然まかせ。
それだけにぜひ一浴をおすすめしたい。
丸駒温泉 丸駒温泉旅館
| 所在地 | 北海道千歳市支笏湖幌美内7 |
|---|---|
| 電話 | 0123-25-2341 |
| 宿泊料金 | 1万500円〜 |
| 日帰り入浴 | 1000円 |
| 客室数 | 56室 |
| 泉質 | ナトリウム・カルシウム-塩化物炭酸・水素塩・硫酸塩泉 |
| 源泉温度 | 53.2℃ |
| 効能 | 神経痛・筋肉痛・切り傷・やけどなど |
![温泉旅館銀婚湯[外観]](images/pic03_1.jpg)
![温泉旅館銀婚湯[内観]](images/pic03_2.jpg)
上の湯温泉、銀婚湯は濃緑色の葉の落葉樹に囲まれ、樹下には手入れの行き届いた苔が一面に広がっている。
一瞬京都の宿に庭園に来ているのではと錯覚するほど。
貸切露天風呂は、3ヶ所のうち2ヶ所が宿の裏手を流れる河に架かる吊り橋を渡り、カツラやモミジの木々が整然と立ち並ぶ小路を歩いて行く。露天風呂の目の前には川が広がり、静かな瀬音が響いている。まさに極楽!極楽!
露天風呂はこうでなくては、と自分に言い聞かせるようにつぶやく。はるばるこの宿に来てよかったなとつくづく思い、
この次は、絶対秋に訪れたいな、と柔らかなお湯の感触を堪能した。
上の湯温泉 温泉旅館銀婚湯
| 所在地 | 北海道二海郡八雲町上の湯199 |
|---|---|
| 電話 | 0137-67-3111 |
| 宿泊料金 | 9600円〜 |
| 日帰り入浴 | 700円 |
| 客室数 | 21室 |
| 泉質 | ナトリウム・カルシウム-塩化物炭酸水素塩泉 |
| 源泉温度 | 60℃〜90℃ |
| 効能 | 神経痛・筋肉痛・関節炎・五十肩など |
![酸ヶ湯温泉[外観]](images/pic04_1.jpg)
![酸ヶ湯温泉[内観]](images/pic04_2.jpg)
酸ヶ湯温泉の開湯は今から300年ほど前の貞享元年(1684)、山麓の人が鹿の傷を癒している姿を見て発見したと言い伝えられ、ここを、「鹿の湯」と名付けたのが始まりだという。
宿の浴場には、「熱の湯」「冷えの湯」「四分六分の湯」、そして「滝の湯」の四つの湯船があり、中でも「熱の湯」は湯船の底からお湯が湧き出している湯底源泉となっている。また、温泉遺産に認定されているのが変わり風呂の「ふかし湯」。こちらは木箱に開けられた穴から出てくる蒸気を股間に当てるもの。
蒸籠で饅頭をふかしている姿に似ているので、別名「まんじゅうふかし」と呼ばれているユニークな温泉利用法である。
酸ヶ湯温泉 酸ヶ湯温泉
| 所在地 | 青森県青森市荒川字南荒川山国有林酸湯沢50 |
|---|---|
| 電話 | 017-738-6400 |
| 宿泊料金 | 1万1700円〜 |
| 日帰り入浴 | 600円 |
| 客室数 | 120室 |
| 泉質 | 酸性硫黄泉 |
| 源泉温度 | 48.1℃ |
| 効能 | 神経痛・リウマチ・神経炎・冷え性など |
![蔦温泉旅館[外観]](images/pic05_1.jpg)
![蔦温泉旅館[内観]](images/pic05_2.jpg)
蔦温泉旅館は、「十和田湖樹海」と呼ばれるブナの原生林に囲まれた一軒宿で、裏手には蔦沼や鏡沼、長沼といった蔦七沼が静かに点在している。
訪れたならば、湯だけでなく、ぜひとも自然散策を楽しんでほしい。
この宿の評判を広めた立役者は何と言っても明治の紀行作家・大町桂月であろう。
桂月はこの地の景観に強く魅了され、当時の雑誌『太陽』をはじめ、多くの作品にて、「蔦温泉ここにあり」と伝えていったのである。
風呂は「久安の湯」と「泉響の湯」の二ヵ所で、どちらも浴室の壁や床に桧葉材を使っており、落ち着いた雰囲気を醸しだしている。
蔦温泉 蔦温泉旅館
| 所在地 | 青森県上北郡十和田湖町大字蔦野湯1 |
|---|---|
| 電話 | 0176-74-2311 |
| 宿泊料金 | 9600円〜 |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 客室数 | 50室 |
| 泉質 | ナトリウム・硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉 |
| 源泉温度 | 44.6℃ 46.9℃ |
| 効能 | 神経痛・腰痛・関節痛など |
![温川山荘[外観]](images/pic06_1.jpg)
![温川山荘[内観]](images/pic06_2.jpg)
北東北の観光名所はいろいろあれど、何度も足を運びたくなるのが十和田湖だ。湖の周囲は、ブナやナラの木々に覆われたおだやかな峰や山が取り囲み、その姿を湖面に浮かべ美しい光景を繰り広げている。
温川温泉の館内は豊富に木材が使われており、ぬくもりが感じられる。
そして、この宿の名物はなんといっても、前庭の真ん中にある露天風呂。
本来ならば無色透明なお湯が、頭上を覆うブナやナラの木々を湖面に映しているため、かすかに緑色に見える。そんな風情を目で楽しんでいると、木間から浅瀬川のせせらぎの音がきこえてくる。
温川温泉 温川山荘
| 所在地 | 青森県平川市切明津根川森1-32 |
|---|---|
| 電話 | 0172-55-2314 |
| 宿泊料金 | 1万650円〜 |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 客室数 | 12室 |
| 泉質 | ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 |
| 源泉温度 | 60℃ |
| 効能 | 神経痛・筋肉痛・関節炎・冷え性など |
![谷地温泉[外観]](images/pic07_1.jpg)
![谷地温泉[内観]](images/pic07_2.jpg)
八甲田山の山中、国道103号線の標高782メートルに、ポツンと佇む一軒宿。
開湯400年余りの歴史が刻まれた宿は、かつて「東北三大秘湯」と呼ばれていたほどの辺境の地にあったが、今日では道路も整備され、玄関まで車で行けるようになった。
とはいえ、やはり厳しい環境であることには変わりない。
宿には、シンプルな木造二階建てと平屋造りで、昔の田舎の校舎を連想させるような風情があり、郷愁を誘う。ここには二つの湯船があり、入口に近い方の湯船は「霊泉」と呼ばれる透明なお湯。湯底からプクプクとした空気泡と一緒に湧き上がって温度は38度前後の「下の湯」である。そして奥には、41度前後の「上の湯」と呼ばれる湯船がある。こちらは白色したにごり湯となっている。
谷地温泉 谷地温泉
| 所在地 | 青森県十和田市八甲田山中谷地温泉 |
|---|---|
| 電話 | 0176-75-1111 |
| 宿泊料金 | 8400円〜 |
| 日帰り入浴 | 400円 |
| 客室数 | 38室 |
| 泉質 | 単純硫黄泉 |
| 源泉温度 | 38℃・42℃ |
| 効能 | 腰痛・肩こり・アトピー・糖尿病など |
![休暇村岩手網張温泉[外観]](images/pic08_1.jpg)
![休暇村岩手網張温泉[内観]](images/pic08_2.jpg)
小岩井農場を過ぎてさらに進むと一軒宿の網張温泉に着く。
ここには近代的な本館と新館、日帰り温泉施設として人気の温泉館がある。
宿の裏手から遊歩道を歩いて行くと、すぐに道は急な下り坂になる。足元に注意しながら降りて行けば、水がさらさらと流れる沢に出る。するとまもなく“仙女の湯”と名付けられた男女共用の野天風呂がある。
ゆっくりと谷間に響き渡る滝音を聞きながらのワイルドな入浴は野天風呂好きにはたまらない湯船といえよう。
網張温泉 休暇村岩手網張温泉
| 所在地 | 岩手県岩手郡雫石町大字長山第53地割字小松倉7番 |
|---|---|
| 電話 | 019-693-2211 |
| 宿泊料金 | 6825円〜 |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 客室数 | 75室 |
| 泉質 | 単純硫黄泉 |
| 源泉温度 | 73℃ |
| 効能 | 高血圧・動脈硬化・神経痛・胃腸病など |
![松川荘[外観]](images/pic09_1.jpg)
![松川荘[内観]](images/pic09_2.jpg)
松川温泉には、半露天風呂の岩風呂がある「松楓荘」と、借景庭園風の露天風呂がある「峡雲荘」、そして古くから湯治場として親しまれている「松川荘」の三軒の宿がある。
今回の松川荘の館内に入ると廊下には手すりなども設けられているなど、至るところに宿の心遣いが感じられる。これなら湯治目的でない旅行者にとっても居心地が良いであろう。
ここの温泉はラジウム含有量が多いためか昔から骨や傷、そして心臓弁膜症にいいと言われている名湯。
ほかの湯治場にくらべ、若い人も多く賑わい、まさに老若男女の温泉宿といったところである。
松川温泉 松川荘
| 所在地 | 岩手県八幡平市松川温泉 |
|---|---|
| 電話 | 0195-78-2255 |
| 宿泊料金 | 1万円〜 |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 客室数 | 60室 |
| 泉質 | 単純硫黄泉 |
| 源泉温度 | 38.5℃・83.7℃・97.1℃ |
| 効能 | 慢性皮膚病・切り傷・神経痛・糖尿病など |
![花巻南温泉郷鉛温[外観]](images/pic10_1.jpg)
![花巻南温泉郷鉛温[内観]](images/pic10_2.jpg)
この宿には湯治部と旅館部があり、それぞれを廊下でつなぐ真ん中に名物風呂「白猿の湯」がある。
これは日本でも珍しい、立って入浴する湯船で、古くから温泉療法に用いられている「立位浴」と呼ばれるものだ。
この入浴法も、「温泉遺産」に認定されている。このほかに男性用の「白糸の湯」と男女別の「河鹿の湯」がある。
館内だけで思う存分の湯めぐりを楽しんでほしい。
花巻南温泉郷鉛温泉 藤三旅館
| 所在地 | 岩手県花巻市鉛字中平75-1 |
|---|---|
| 電話 | 0198-25-2311 |
| 宿泊料金 | 8,000円〜 |
| 日帰り入浴 | 700円 |
| 客室数 | 32室 |
| 泉質 | 単純温泉 |
| 源泉温度 | 57℃ |
| 効能 | 神経痛・リウマチ・皮膚病など |
![元湯夏油[外観]](images/pic11_1.jpg)
![元湯夏油[内観]](images/pic11_2.jpg)
ブナの原生林が覆い尽くす奥羽山脈に囲まれた山深い谷間、標高650メートルに位置する夏油温泉。東北三大霊湯の一つに数えられ、なんと850年もの歴史を誇る有数の湯。今も昔も、着飾ることなく自然と調和しながら湯煙をあげている魅力的な温泉場で、今日でも多くの湯治客で賑わっている。
この宿には大湯、真湯、滝の湯、蛇の湯、女の湯など5カ所の露天風呂が夏油川の渓流に面して点在している。男女共有風呂となっている湯船には、紳士や叔女が和気あいあいとお湯を楽しんでいる。その様子を見ていると、とてもおおらかで羨ましさをかんじさせられ、そんな雰囲気に、湯治場の良さをしみじみと再認識してしまう。
夏油温泉 元湯夏油
| 所在地 | 岩手県北上市和賀町岩崎新田1-22 |
|---|---|
| 電話 | 090-5834-5151 |
| 宿泊料金 | 9075円〜 |
| 日帰り入浴 | 400円 |
| 客室数 | 70室 |
| 泉質 | ナトリウム・カルシウム・塩化物泉 |
| 源泉温度 | 34.4℃〜67.8℃ |
| 効能 | やけど・切り傷・慢性皮膚病など |
![温湯温泉佐藤旅館[外観]](images/pic12_1.jpg)
温湯温泉は、江戸時代、仙台藩の関所「花山村寒湯場番所」があったところ。
奥には、安政年間に建造された役宅を復元した資料館がある。館内には当時使用していた手鎗や首かね、袖がらみなど番所常備の道具や行灯なといった民俗資料が展示してある。
佐藤旅館の男女に別れた露天風呂の湯船は、黒く塗られた板塀で両側は仕切られているが、正面には奥羽山脈の山並がゆったりと横たわっている。夕刻が近づくと頭上の提灯の灯がほんのりと湯面を照らし出し、ほんのりと赤味をおびた湯気がユラユラと舞いあがり風情を感じさせてくれるのだ。
温湯温泉 温湯温泉佐藤旅館
| 所在地 | 宮城県栗原市花山字本沢温湯8-1 |
|---|---|
| 電話 | 0228-56-2251 |
| 宿泊料金 | 8550円〜 |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 客室数 | 20室 |
| 泉質 | ナトリウム・塩化物泉 |
| 源泉温度 | 59℃〜65℃ |
| 効能 | 神経痛・リウマチ・やけど・切り傷など |
![東鳴子温泉[外観]](images/pic13_1.jpg)
![東鳴子温泉[内観]](images/pic13_2.jpg)
旅館大沼は、温泉地の中央にあり2本の自家源泉、8つの湯船を持っている。
古くから重曹の成分を含んでいるために、「目の湯」とか「冷えの湯」と呼ばれているが、近年、重曹成分は皮膚の角質層をやわらかくし、皮膚や分泌物を乳化させる作用があることが知られ「美肌の湯」とも呼ばれている。
8つの湯船は、それぞれに特徴があるため、この宿を訪れたなら完全制覇を目指したい。
東鳴子温泉 旅館大沼
| 所在地 | 宮城県大崎市鳴子温泉字赤湯34 |
|---|---|
| 電話 | 0229-83-3052 |
| 宿泊料金 | 9,390円〜 |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 客室数 | 25室 |
| 泉質 |
|
| 源泉温度 | 74℃ |
| 効能 | 美肌・疲労回復・慢性胃腸炎・健康増進など |
![後生掛温泉[外観]](images/pic14_1.jpg)
宿の旅館棟に入り、一休みしたあとまずはこの宿の名物となっている大浴場へ。
男女別の大浴場は広々とした総木造りとなっており、温泉好きならばホッと落ち着くことのできる湯殿である。もうひとつの名物、箱蒸し風呂のほかにも、蒸気サウナや泡風呂、打たせ湯、露天風呂、そして鉱泥湯がある。この鉱泥湯は、世界一の温泉大国・日本にも、5、6カ所にしかない貴重な湯船。一度は入っておくべきである。
後生温泉 後生掛温泉
| 所在地 | 秋田県鹿角市八幡平字熊沢国有林内 |
|---|---|
| 電話 | 0186-31-2221 |
| 宿泊料金 | 9600円〜 |
| 日帰り入浴 | 400円 |
| 客室数 | 30室 |
| 泉質 | 単純硫黄泉 |
| 源泉温度 | 89℃ |
| 効能 | 神経痛・リウマチ・事故後の後遺症など |
![鶴の湯温泉[外観]](images/pic15_1.jpg)
![鶴の湯温泉[内観]](images/pic15_2.jpg)
乳頭温泉郷のには鶴の湯温泉を含めて7カ所の温泉地があり、それぞれが個性的な一軒宿となっている。中でも全国的に人気が高いのが、ここ、鶴の湯温泉だ。
男女共用の名物露天風呂は、青白色したお湯は少しぬるめで、湯底には小砂利が敷きつめられている。そのためか、足裏の感触がすこぶるいい。夕闇が迫ってくると、ランプのともし火が、湯面からゆらゆらと立ち昇る湯気を照らしている。これこそ、秘湯ならではの情緒である。
鶴の湯温泉 鶴の湯温泉
| 所在地 | 秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林50 |
|---|---|
| 電話 | 0187-46-2139 |
| 宿泊料金 | 8550円〜 |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 客室数 | 35室 |
| 泉質 | 含有林-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉他 |
| 源泉温度 | 55℃〜63℃ |
| 効能 | 高血圧・きりきず・やけど・糖尿病など |
![奥山旅館[外観]](images/pic16_1.jpg)
![奥山旅館[内観]](images/pic16_2.jpg)
秋田県の南部にあり、宮城、岩手県の県境として接している山の中にポツンとある温泉地。
奥山旅館には、男女別の内湯の他に男女共用の内湯、そして2カ所に男女別の露天風呂と1カ所の男女共用露天風呂がある。それぞれ3種類の異なった泉質のお湯が注ぎ込まれる、温泉三昧の宿となっている。風呂からあがった後には、「温泉遺産」にも認定されている源泉湯で作られた「温泉黒タマゴ」に舌鼓を打つ。ほんのり硫黄の香りが口中に広がり、“温泉を食べる文化”を体験できるのだ。
泥湯温泉 奥山旅館
| 所在地 | 秋田県湯沢市高松字泥湯沢25 |
|---|---|
| 電話 | 0183-79-3021 |
| 宿泊料金 | 9600円〜 |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 客室数 | 22室 |
| 泉質 | 酸性-鉄-硫酸塩泉・硫黄泉・単純泉 |
| 源泉温度 | 68℃ |
| 効能 | リューマチ・事故後の後遺症・高血圧・動脈硬化など |
![鷹の湯温泉[外観]](images/pic17_1.jpg)
![鷹の湯温泉[内観]](images/pic17_2.jpg)
この温泉は1200年前、鷹が傷をお湯で癒しているのを見た、僧、行基により発見されたといわれるほどの古湯。もしかしたら、小野小町も入浴したかも知れないと、はるか昔に思いを馳せてみるのもよし。
男女共用の野天風呂の他、館内には男女共用の内湯があり、実はここが名物風呂。
というのも杉の湯船が3つあり、それぞれ湯の温度が異なるのだが、壁側の湯船は深さが胸ほどあって、いわゆる“立ち湯”ができるのがうれしい。ほかに男女別の露天風呂があり、
こちらは雨の日でも雪の日でも快適に入浴ができるように屋根が備えられている。
鷹の湯温泉 鷹の湯温泉
| 所在地 | 秋田県湯沢市秋の宮字殿上1 |
|---|---|
| 電話 | 0183-56-2141 |
| 宿泊料金 | 1万2000円〜 |
| 日帰り入浴 | 630円 |
| 客室数 | 24室 |
| 泉質 | ナトリウム塩化物泉 |
| 源泉温度 | 72℃ |
| 効能 | 神経痛・婦人病・リウマチ・通風など |
![蒸の湯ふけの湯[外観]](images/pic18_1.jpg)
![蒸の湯ふけの湯[内観]](images/pic18_2.jpg)
蒸の湯温泉は、秋田県側の八幡平の六合目、標高1100mに位置している。
館内には男女別に大浴場があり、それぞれに露天風呂が備えられている。アオモリトドマツやナナカマドなど木々などを眺めながら、落ち着いて入浴できるのがうれしい。
最も人気が高いのが、宿から歩いて3分の所にある野天風呂。これは館内の露天風呂と違い、目と鼻の先にはもうもうと唸り声をあげながら蒸気が噴出している。豪快なロケーションは温泉地獄の絵巻物を見ているような迫力だ。
蒸の湯温泉 蒸の湯ふけの湯
| 所在地 | 秋田県鹿角市八幡平字熊沢国有林 |
|---|---|
| 電話 | 0186-31-2131 |
| 宿泊料金 | 1万2750円〜 |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 客室数 | 24室 |
| 泉質 | 弱酸性泉・アルカリ性単純泉 |
| 源泉温度 | 88℃ |
| 効能 | 神経痛・不妊症・婦人病・腰痛など |
![西屋[外観]](images/pic19_1.jpg)
![西屋[内観]](images/pic19_2.jpg)
米沢市街の南、西吾妻山懐にある白布温泉は、志信高湯(吾妻高湯)、最上高湯(蔵王温泉)とともに、奥州三高湯のひとつに数えられる名湯として知られる。西屋は、白布温泉の開湯以来、この地で歴史を重ねてきた由緒ある宿。現在の茅葦屋根の建物は約190年前に建てられたもので、「温泉遺産」に認定されているほど、貴重な日本古来の建築物である。
お風呂は土台が栗、建物が青森桧葉でできていて、さすがに年期が入っている。ここの最大の特徴は、滝湯だ。
男女風呂共に打たせ湯が三本あるのだが、筒から落ちる湯量は多くて勢いがあり、当たりも強力だ。
白布温泉 西屋
| 所在地 | 山形県米沢市大字関1527 |
|---|---|
| 電話 | 0238-55-2480 |
| 宿泊料金 | 1万2000円〜 |
| 日帰り入浴 | - |
| 客室数 | 20室 |
| 泉質 | 硫黄泉 |
| 源泉温度 | 59.8℃ |
| 効能 | 傷・やけど・神経痛・胃腸病など |
![滝見屋[外観]](images/pic20_1.jpg)
![滝見屋[内観]](images/pic20_2.jpg)
駐車場から歩いて約20分の距離にある温泉宿、滝見屋は秘湯中の秘湯である。
滝見屋には男女共用の露天風呂と、女性専用の露天風呂があるが、名物となっているのは男女共用の露天風呂。夕食は、大女将と若女将の親子が手際よく調理をした家庭料理。
山菜やキノコ、川魚などの食材を、郷土料理はもちろんのこと、現代風にアレンジし、巧みに仕上がっている。10月中旬の紅葉は言葉で言い尽くせないほど。山峡の宿であるから、
冬期間は休業となるので注意が必要だ。
大平温泉 滝見屋
| 所在地 | 山形県米沢市大字季山1801 |
|---|---|
| 電話 | 0238-38-3360 |
| 宿泊料金 | 1万1500円〜 |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 客室数 | 14室 |
| 泉質 | 含石膏-芒硝硫化水素泉 |
| 源泉温度 | 63℃ |
| 効能 | 胃腸病・神経痛・リウマチ・皮膚病など |
![福島屋[外観]](images/pic21_1.jpg)
![福島屋[内観]](images/pic21_2.jpg)
福島屋は宝暦13(1763)年に開湯されたという。高台に建っており、見るからに湯治場の風情がある雰囲気。目指す野天風呂は、宿の外の渓流沿いにあり、素朴な脱衣所が立っている。まずは濁り湯の男女共用の湯船にまっしぐら。
夜になると満天の星に目を奪われてしまう。星空を見上げる湯浴みは、まるで大自然と共存したかのようで、いやがおうでも満足顔になってしまうのだ。
滑川温泉 福島屋
| 所在地 | 山形県米沢市峠 |
|---|---|
| 電話 | 090-3022-1189 |
| 宿泊料金 | 9800円〜 |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 客室数 | 25室 |
| 泉質 | 硫酸塩泉 |
| 源泉温度 | 53℃、40℃ |
| 効能 | 神経痛・リウマチ・糖尿病・皮膚病など |
![福島屋[外観]](images/pic22_1.jpg)
吾妻連邦の北山麓、標高820メートルに佇む一軒宿。まさに高原の宿で、自然が好きな人にはこのうえないう温泉宿である。
宗川旅館は周囲の自然と調和のとれた木造の2階建て。館内には男女別の大浴場があり、岩石風呂(アーチ風呂)と呼ばれ、自然の岩盤を掘ってつくられたもの。天井はアーチ型で、岩肌のそばに入ると、まるで鍾乳洞にでもいるようだ。
五色温泉はまだまだあまり知られておらず、秘湯としての条件が保たれているだけに、“通”の温泉好きには見逃せない穴場的存在、といってもいいだろう。
五色温泉 宗川旅館
| 所在地 | 山形県米沢市板谷498 |
|---|---|
| 電話 | 0238-34-2511 |
| 宿泊料金 | 1万1700円〜 |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 客室数 | 25室 |
| 泉質 | 炭酸水素塩泉 |
| 源泉温度 | 45.9℃ |
| 効能 | きりきず・やけど・慢性皮膚病・婦人病など |
![鷲倉温泉[外観]](images/pic23_1.jpg)
![鷲倉温泉[内観]](images/pic23_2.jpg)
宿には2つの泉質の源泉があり、それぞれが別々の湯船に注がれているため、2種類のお湯を楽しむことができる。
新館の内風呂と隣接した見晴らしのいい場所にある露天風呂には、多量の硫黄が含まれた硫黄泉のお湯が注ぎ込まれて、白笹色になっている。外に出ると、岩と石が巧みに組まれた露天風呂がる。ほんのりと薄茶色なのか透明なのか判断しにくいが、お湯が満々として湯尻から流れ出している。
こうした山岳温泉は、温泉好きならば何度となく訪れたくなる宿だ。
鷲倉温泉 鷲倉温泉
| 所在地 | 福島県福島市土湯温泉町鷲倉山1 |
|---|---|
| 電話 | 0242-64-3224 |
| 宿泊料金 | 1万650円〜 |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 客室数 | 27室 |
| 泉質 | 単純硫黄泉・酸性緑泉 |
| 源泉温度 | 80℃ |
| 効能 | 胃腸病・神経痛・貧血・眼病 |
![吾妻屋[外観]](images/pic24_1.jpg)
![吾妻屋[内観]](images/pic24_2.jpg)
吾妻連邦の中腹に開湯された吾妻高湯温泉は、フルーツの里として知られている福島市の西方にあり、古くは蔵王高湯温泉、白布高湯温泉とともに奥州三高湯の一つに数えられた名湯。お湯の良さは折り紙付きで、昔から多くの湯治客に愛されてきた。
露天風呂では、紅葉に衣替えした落葉樹が覆い、傍らには、せせらぎが流れる。大小の岩を組み合わせてつくられた湯船に身を沈めると、白青色をした湯面から、硫黄の香りが立ち昇ってくる。正真正銘の温泉ならではの香り。心身ともにリラックスできた。
吾妻高湯温泉 吾妻屋
| 所在地 | 福島県福島市町庭坂字高湯33 |
|---|---|
| 電話 | 024-591-1121 |
| 宿泊料金 | 1万650円〜 |
| 日帰り入浴 | 不可 |
| 客室数 | 10室 |
| 泉質 | 酸性・含硫黄−アルミニウム・硫酸塩泉 |
| 源泉温度 | 42℃〜50℃ |
| 効能 | 切り傷・やけど・打ち身・神経痛など |
![元湯甲子温泉旅館大黒屋[外観]](images/pic25_1.jpg)
阿武隈川の上流に位置する甲子温泉・大黒屋は、渓流沿いに立つ、四方を山で囲まれた山峡の一軒宿。風呂は宿泊棟から外に出て、108段のゆるやかな階段を下り、阿武隈川に架かる橋をわたったところにある湯小屋。大岩風呂と呼ばれる内湯は、自然の岩盤を掘り下げてつくったもの。立ってお湯に浸かるスタイルで、湯船の中央付近にちょうど座るのに適した直径約1メートルの大きな岩がある。これが腰掛けたり、なでたりすると子宝に恵まれると昔から言い伝えられている名物岩の「子宝石」だ。
甲子温泉 元湯甲子温泉旅館大黒屋
| 所在地 | 福島県西白河郡西郷村真船寺平1 |
|---|---|
| 電話 | 0248-36-2301 |
| 宿泊料金 | 1万2750円 |
| 日帰り入浴 | 630円 |
| 客室数 | 26室 |
| 泉質 | 単純泉・カルシウム−ナトリウム硫酸塩泉 |
| 源泉温度 | 45.1℃、45.8℃ |
| 効能 | 頭痛・皮膚病・胃腸病・脳神経など |
![大丸あすなろ荘[外観]](images/pic26_1.jpg)
![大丸あすなろ荘[内観]](images/pic26_2.jpg)
羽鳥湖の西、人里から遠く離れたところにある二岐温泉。原生林に覆われた山々に囲まれ、秘湯と呼ぶにふさわしい自然環境。温泉宿を含めてたった9軒しかない集落は、平家の隠れ里ともいわれている。大丸あすなろ荘の、しとり美しい中庭を歩いて行くと次第に渓流の音がはっきりと聞こえるようになり、湯小屋が見えてくる。じつはここの湯船は自噴泉の岩風呂。
湯船の底にある岩盤の裂け目からこんこんと湯が湧出し、ほかではなかなか体験できないものなのだ。
二岐温泉 大丸あすなろ荘
| 所在地 | 福島県岩瀬郡天栄村湯本字下二俣5 |
|---|---|
| 電話 | 0248-84-2311 |
| 宿泊料金 | 1万4850円 |
| 日帰り入浴 | 735円 |
| 客室数 | 24室 |
| 泉質 | 硫酸カルシウム塩泉 |
| 源泉温度 | 54℃ |
| 効能 | 神経痛・関節痛・打ち身・くじきなど |
![旅館末廣[外観]](images/pic27_1.jpg)
栃木県と福島県の県境にある館岩村(現南会津町)は、深い山に囲まれた山峡の地。
古き良き日本の「ふるさと」の原風景が至るところに残る前沢集落からさらに進んで行った湯の岐川のほとりに、湯の花温泉がある。
旅館末廣は温泉地のほぼ真ん中にある木造2階建て。館内には家族風呂、宿の裏手には露天風呂がある。
単純温泉のお湯が注ぎ込まれ、肌触りがやわらかくて気持ちいい。
清流には川魚、対岸には名物の「石湯」があったりと、あたりを眺めていれば、その景色に飽きることがないだろう。
湯ノ花温泉 旅館末廣
| 所在地 | 福島県南会津郡南会津町湯ノ花240 |
|---|---|
| 電話 | 0241-78-2513 |
| 宿泊料金 | 1万2750円〜 |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 客室数 | 11室 |
| 泉質 | 単純温泉 |
| 源泉温度 | 52.8℃ |
| 効能 | 神経痛・リウマチなど |
![鷲倉温泉[外観]](images/pic28_1.jpg)
「土湯は突き場と呼ばれ、川原のどこを突いてもお湯が出た。その突き場がなまって土場」となったと由来される土湯温泉。宿は、純和風の木造二階建てで浴室付きの部屋もある。名物の風呂は「立湯・万人風呂」と呼ばれるもので、その大きさは縦約10メートル、横約4メートルで、深さは最深1,2メートルにもなる。もう一つのおすすめが、「穴場・半天嵒窟風呂」である。こちらは1年半の歳月をかけて手掘りしたもので、半洞窟風呂と露天風呂の合体した湯船となっている。
奥行きが6メートル、深さ80センチの洞窟で、湯底と湯船にはすべて青森桧葉を使用。
奥つちゆ川上温泉 奥つちゆ秘湯川上温泉
| 所在地 | 福島県福島市土湯温泉泉町字川上7 |
|---|---|
| 電話 | 024-595-2136 |
| 宿泊料金 | 1万650円〜 |
| 日帰り入浴 | 無し |
| 客室数 | 15室 |
| 泉質 | 単純温泉 |
| 源泉温度 | 57.2℃〜93℃ |
| 効能 | 神経痛・筋肉痛・関節のこわばり・慢性消化器病など |
![渓雲閣[外観]](images/pic29_1.jpg)
開湯が大同元年(806年)という、1200年もの歴史が刻まれた塩原温泉郷は古くは「塩原十一湯」と呼ばれ、多くの湯治客や文人、歌人などが訪れた温泉地。十一湯の中で一番高い標高にあるのが新湯温泉であり、なんとその標高は約1000メートル。
新湯の宿、渓雲閣は創業300年の歴史がある老舗。露天風呂は自然冷却された源泉100パーセントが湯船に流れ込み、プーンと硫黄の香りと灰緑色した「にごり湯」が2畳ほどの湯船を満たしている。
少し熱めの湯となっているが落葉樹の林をくぐり抜けてくる風邪が頭や上半身を冷やしてくれて気持ちいい。
奥塩原新湯温泉 渓雲閣
| 所在地 | 栃木県那須塩原市湯本塩原37 |
|---|---|
| 電話 | 0287-32-2361 |
| 宿泊料金 | 1万3000円〜 |
| 日帰り入浴 | 1000円 |
| 客室数 | 18室 |
| 泉質 | 単純酸性硫黄温泉 |
| 源泉温度 | 79.2℃ |
| 効能 | 神経痛・皮膚病・冷え性・不妊症など |
![大出館[外観]](images/pic30_1.jpg)
元湯塩原は、温泉名が示す通り、塩原温泉の最初の温泉地で、1400年の歴史がある、押しも押されもせぬ古湯だ。大出館には8つの湯船があり、それぞれ異なった効能のお湯が注がれているが、特筆すべきは「墨の湯」と呼ばれるお湯。このお湯は湯船に溜まると名前のとおり墨色となる「にごり湯」で、はじめて目にした人は、習字に使う墨汁を連想するほど。常連客はここの湯船に入ると湯底に溜まっている沈殿物を皮膚にぬり、関節炎やリュウマチへの効果を期待しているのである。まずはお試しあれ。
塩原元湯温泉 大出館
| 所在地 | 栃木県那須塩原市湯本塩原102 |
|---|---|
| 電話 | 0287-32-2438 |
| 宿泊料金 | 8550円〜 |
| 日帰り入浴 | 600円 |
| 客室数 | 26室 |
| 泉質 | 含硫黄−ナトリウム−塩化物質炭酸水素塩泉 |
| 源泉温度 | 43℃〜65℃ |
| 効能 | リウマチ・胃腸病・糖尿病・運動障害など |
![手白澤温泉[外観]](images/pic31_1.jpg)
![手白澤温泉[内観]](images/pic31_2.jpg)
手白澤温泉へは、夫婦渕温泉から川沿いの山道、あるいは車が通る林道を歩いて行くしかない。おすすめのルートは、ハイキングを楽しめる川沿いの道。
宿は、客室6つという小さな佇まい。風呂は、男女別に内湯と露天風呂がある。
露天風呂は大小の石を組み合わせた岩風呂。内湯もガラス戸を前開きできるから、半露天気分。湯は乳白色をした硫黄泉。のんびりと沢音や小鳥のさえずりなど自然が生み出す音を独り占め、秘湯ならではの雰囲気を堪能できる。
手白澤温泉 手白澤温泉
| 所在地 | 栃木県日光市川俣870-2 |
|---|---|
| 電話 | 0288-96-0156 |
| 宿泊料金 | 1万3500円〜 |
| 日帰り入浴 | 不可 |
| 客室数 | 6室 |
| 泉質 | 単純硫黄温泉 |
| 源泉温度 | 53℃ |
| 効能 | きりきず・やけどなど |
![奥日光湯元温泉[外観]](images/pic32_1.jpg)
![奥日光湯元温泉[内観]](images/pic32_2.jpg)
湯元板屋は創業150年の老舗の宿。地獄地帯に自家源泉を所有し、豊富な湯量が安定的に供給されている。また源泉から近いこともあり、成分の変化や湯温の低下などへの影響が少ない。
風呂は男女別に「男体の湯」と「女峰の湯」。露天風呂から奥日光の四季を眺めながら、最高の泉質を持った湯でゆったり身も心もリフレッシュ。至福のひとときを過ごすための環境を、手頃な宿泊料金で満喫できる宿と言っていい。
奥日光湯元温泉 湯元板屋
| 所在地 | 栃木県日光市湯元2530 |
|---|---|
| 電話 | 0288-62-2131 |
| 宿泊料金 | 1万5900円〜 |
| 日帰り入浴 | 1000円 |
| 客室数 | 24室 |
| 泉質 | 硫黄泉 |
| 源泉温度 | 75℃ |
| 効能 | 神経痛・糖尿病・皮膚病・五十肩など |
![大丸温泉旅館[外観]](images/pic33_1.jpg)
![大丸温泉旅館[内観]](images/pic33_2.jpg)
那須温泉郷は古くから那須七湯と呼ばれ、那須温泉(鹿の湯)、大丸温泉、弁天温泉、八幡温泉、北温泉、高尾温泉そして三斗温泉が点在し、この内もっとも標高が高い場所にあるのが、大丸温泉。
宿には川が堰きとめられている名物の野天風呂「川の湯」がある。川は3段に仕切られ、下流から「白樺の湯」「あじさいの湯」「あざみの湯」となっている。無色透明で綺麗なお湯は、まさに川の如く流れている。お湯の温度は上流に行くに従って熱くなるので、一ヵ所に留まらず、自分の好きな湯船に行くことをおすすめする。
大丸温泉 大丸温泉旅館
| 所在地 | 栃木県那須郡那須町大字湯本269 |
|---|---|
| 電話 | 0287-76-3050 |
| 宿泊料金 | 1万6000円〜 |
| 日帰り入浴 | 1000円 |
| 客室数 | 24室 |
| 泉質 | 単純泉 |
| 源泉温度 | 78℃ |
| 効能 | リウマチ・神経痛・胃腸病など |
![千明仁泉亭[外観]](images/pic34_1.jpg)
![千明仁泉亭[内観]](images/pic34_2.jpg)
榛名山の北東斜面、標高700メートルの高原に湧く、伊香保温泉。開湯は今から1300年前の室町時代といわれ、「万葉集」にも詠まれたほどの歴史を持つ。伊香保を特徴づける急斜面の石段の両側には宿や土産物店が並び、夕暮れともなると多くの浴衣姿が石段を上り下りする下駄の音色が温泉街に響き渡りなんとも言えない独特の風情が漂う。もう一つの特徴は、茶褐色の湯。無色透明の硫黄塩泉が、空気に触れて変色したもの。この湯色は上州ではほかに無く、あえて「黄金の湯」と呼んでありがたみを表している。
伊香保温泉 千明仁泉亭
| 所在地 | 群馬県渋川市伊香保町伊香保45 |
|---|---|
| 電話 | 0279-72-3355 |
| 宿泊料金 | 1万6950円〜 |
| 日帰り入浴 | 1000円 |
| 客室数 | 34室 |
| 泉質 | 硫黄温泉 |
| 源泉温度 | 43℃ |
| 効能 | 神経痛・筋肉痛・冷え性・婦人病など |
![豆腐懐石猿ケ京ホテル[外観]](images/pic35_1.jpg)
![豆腐懐石猿ケ京ホテル[内観]](images/pic35_2.jpg)
群馬県と新潟県の県境にある三国山の南東麓。赤谷湖に面した高台にある、猿ケ京温泉。
湖を見下ろせる高台には、近代的な大型宿が立ち並んでいるが、その中で最高の展望を誇っているのが、猿ケ京温泉ホテル。
この宿の名物は何と言っても豆腐料理だ。自前の豆腐工房を備えているため、当然すべて手づくり。それだけにユニークな豆腐も数々あり、中にはこれが豆腐?と思ってしまう料理もあるほど。また、夜もふけると囲炉裏で突きたての餅を食べながら、女将の“民話かたりべ”を聞くことができる。こちらも楽しみに訪れたい。
猿ケ京温泉 豆腐懐石猿ケ京ホテル
| 所在地 | 群馬県利根郡みなかみ町猿ケ京温泉1171 |
|---|---|
| 電話 | 0278-66-1101 |
| 宿泊料金 | 1万3800円〜 |
| 日帰り入浴 | 1050円 |
| 客室数 | 60室 |
| 泉質 | カルシウム・ナトリウム・硫酸塩泉 |
| 源泉温度 | 42℃ |
| 効能 | 高血圧・通風・きりきずなど |
![檜の宿水上山荘[外観]](images/pic36_1.jpg)
群馬県を代表する水上温泉は、近代的な鉄筋コンクリートの高層宿やこぢんまりとした宿などが利根川を挟んで100軒余りも並んでいる大温泉地である。水上温泉から4キロほど山中に入った谷川温泉は、開業以来、「源泉かけ流し風呂」をきちんと守り通してきた湯で、だからこそ常に賑わっている。
水上山荘の自慢のお湯が注がれている風呂は、渓流が見下ろせる高台にあり、無色透明なお湯が勢いよく注ぎ込まれて、湯尻から流れ出している。流れの上流は、谷川岳も望めるほどロケーションがいい。それだけに川風が吹き抜け、心地よさはバツグンである。
谷川温泉 檜の宿水上山荘
| 所在地 | 群馬県利根郡みなかみ町谷川556 |
|---|---|
| 電話 | 0278-72-3250 |
| 宿泊料金 | 2万100円〜 |
| 日帰り入浴 | 900円 |
| 客室数 | 17室 |
| 泉質 | アルカリ性単純泉 |
| 源泉温度 | 42℃ |
| 効能 | 神経痛・筋肉痛・胃腸病など |
![四万やまぐち館[外観]](images/pic37_1.jpg)
![四万やまぐち館[内観]](images/pic37_2.jpg)
新潟県と群馬県にまたがる上信越国立公園の一角、標高600メートル。
帯のように建てられた温泉地区は上流から、日向見、新湯、山口、温泉口、の四つがあり、それらを総称して、四万温泉となっている。
やまぐち館には、男女別大浴場と露天風呂付き大浴場、貸切露天風呂が4ヵ所、貸切内湯1ヵ所がある。これらの湯船には6本の自家源泉から湧き出すお湯、毎分6000リットルの量が
注ぎ込まれている。ちなみに、この量は全国的に見ても多量といえよう。まさにお湯自慢の宿で、これも人気が衰えない理由の一つかも知れない。
四万温泉 四万やまぐち館
| 所在地 | 群馬県吾妻郡中之条町大字四万3876-1 |
|---|---|
| 電話 | 0120-64-2077 |
| 宿泊料金 | 1万5900円〜 |
| 日帰り入浴 | 1500円 |
| 客室数 | 83室 |
| 泉質 | ナトリウム−カルシウム塩化物硫酸塩泉 |
| 源泉温度 | 49℃〜58℃ |
| 効能 | 神経痛・消化器病・筋肉痛・五十肩など |
![川中温泉[外観]](images/pic38_1.jpg)
![川中温泉[内観]](images/pic38_2.jpg)
日本三大美人の湯の一つと言われている川中温泉の一軒宿、かど半旅館は川が大きく蛇行して河川敷が広くなっている場所にあり、谷間とは思えないほどの日差しが差し込んでいる。この宿には、男女別の内風呂と家族風呂、男女共用の露天風呂がある。露天風呂の湯船に浸かって肌を摩ると、なんとびっくり!すべすべとしているのだ。
この滑らかさが「美人の湯」と呼ばれる由縁であろうか。ともかく、やわらかなお湯であることには間違いない。
川中温泉 かど半旅館
| 所在地 | 群馬県吾妻郡東吾妻町大字松谷2432 |
|---|---|
| 電話 | 0279-67-3314 |
| 宿泊料金 | 1万1700円〜 |
| 日帰り入浴 | 不可 |
| 客室数 | 12室 |
| 泉質 | カルシウム−硫酸塩泉 |
| 源泉温度 | 35℃ |
| 効能 | 神経痛・慢性皮膚病・美肌・胃腸病など |
![法師温泉長寿館[外観]](images/pic39_1.jpg)
![法師温泉長寿館[内観]](images/pic39_2.jpg)
法師温泉長寿館では、昔、JRのシルバー層向けキャンペーンで一躍有名になった「法師乃湯」と呼ばれる風呂が一番の名物。明治28年の完成で、浴場としては珍しい和洋折衷。
国登録の有形文化財にも指定されている。足を踏み入れると、どっしり太い丸太の骨組みに支えられた高い天井、四方を囲む厚木。四つに分けられた湯船にはアーチ型の窓から差込む明かりが揺れ、鹿鳴館時代に戻ってしまったような雰囲気。このような湯殿が全国的に少なくなりつつある今日では、建築構造物としても貴重。まさに温泉遺産に値する。
法師温泉 法師温泉長寿館
| 所在地 | 群馬県利根郡みなかみ町法師温泉 |
|---|---|
| 電話 | 0278-66-0005 |
| 宿泊料金 | 1万3800円〜 |
| 日帰り入浴 | 800円 |
| 客室数 | 37室 |
| 泉質 | カルシウム・ナトリウム−硫酸塩泉 |
| 源泉温度 | 42℃ |
| 効能 | 神経痛・筋肉痛・動脈硬化・やけどなど |
![豊国館[外観]](images/pic40_1.jpg)
万座温泉は、古くから名湯として愛好されてきた歴史を持つ。温泉宿は万座川の両側に、1、2軒のみになってしまったが、その数少ない湯治的な宿が、豊国館。自炊の客室も16室用意。
27種類を数える泉質を持つ万座温泉だが、ここの大露天風呂は成分が濃くて人気の高い苦湯が源泉。惜しげもなく注ぎ込まれる大量の湯のおかげで、ちょっと熱めになっていることも特徴のひとつ。この熱さは古くからの療養温泉の名残であり、この熱による温泉効果が高まっている。
万座温泉 豊国館
| 所在地 | 群馬県吾妻郡嬬恋村万座温泉 |
|---|---|
| 電話 | 0279-97-2525 |
| 宿泊料金 | 8550円 |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 客室数 | 41室 |
| 泉質 | 酸性硫化水素泉 |
| 源泉温度 | 90℃ |
| 効能 | 皮膚病・リウマチ・糖尿病・高血圧など |
![ての字屋[外観]](images/pic41_1.jpg)
![ての字屋[内観]](images/pic41_2.jpg)
日本三大温泉地の一つ、草津温泉。開湯は古く、大和朝の頃という。
自然湧出量日本一を誇る豊富な湯量、硫黄の含有量が多くph値2.1という日本有数の酸性度、卵をゆでることができるほど高温の源泉が特徴。
料亭旅館ての字屋は、草津温泉で最も古い自家専用自噴源泉を所有する宿。
自慢は1200年の間、途切れる事なく沸き続けるお湯をたたえた天然岩風呂。
湯船に身を横たえ、途切れることなく響く湯音を聞いていると、長い時を越えてきた草津の歴史が頭の中をふとよぎる。
草津温泉 ての字屋
| 所在地 | 群馬県吾妻郡草津町360 |
|---|---|
| 電話 | 0279-88-3177 |
| 宿泊料金 | 3万5000円 |
| 日帰り入浴 | 不可 |
| 客室数 | 12室 |
| 泉質 | 強酸性硫黄泉 |
| 源泉温度 | 48℃ |
| 効能 | 疲労回復・美肌・筋肉疲労など |
![関晴館別館[外観]](images/pic42_1.jpg)
![関晴館別館[内観]](images/pic42_2.jpg)
尻焼温泉は古くから、痔に効く名湯として知られている。川底から沸き上がる温泉に、痔の患部を当てて治すという湯治方法から「尻焼」という名前がついた。あるいは湯が余りにも熱く、尻が焼けるようだったことが名の由来という。
関晴館別館は、建物の横に広がる庭には川に面して自慢の露天風呂がふたつ。湯に入ると、しっとりとりたお湯が肌を包む。指先で肌をなでるとツルっとした漢字。なかなかいい湯だ。
どこからも物音が聞こえない静寂さがあたりを支配し、山奥らしい温泉地の風情に包まれる。
都会生活に疲れた心身をリフレッシュさせるには、最高の環境だ。
尻焼温泉 関晴館別館
| 所在地 | 群馬県吾妻郡六号村大字入山1539 |
|---|---|
| 電話 | 0279-95-5121 |
| 宿泊料金 | 1万650円 |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 客室数 | 16室 |
| 泉質 | カルシウム・ナトリウム・硫酸塩・塩化物泉 |
| 源泉温度 | 58℃ |
| 効能 | 神経痛・切り傷・やけど・慢性皮膚病など |
![五浦観光ホテル[外観]](images/pic43_1.jpg)
![五浦観光ホテル[内観]](images/pic43_2.jpg)
見事なまでの海岸美となった五浦海岸は、日本近代美術の草分けとなった岡倉天心が明治時代、ここにアトリエを建てたところ。天心が当時利用していた六角堂や旧居が保存されている。それらを一望できる岬の先端に建っているのが、五浦観光ホテルだ。風呂はそれぞれ館内に男女別に大浴場があるが、この宿を訪れたならば、別館の建物の横手にある露天風呂に行きたい。ここには男女別の露天風呂と貸切風呂があるが、おすすめは露天風呂だ。お湯に浸かると、眼下から水平線まで、海を一望することができる。思わず「オオーッ、すごい」と唸ってしまうほどの絶景だ。
五浦温泉 五浦観光ホテル
| 所在地 | 茨城県北茨城市大津町722 |
|---|---|
| 電話 | 0293-46-1111 |
| 宿泊料金 | 1万5900円 |
| 日帰り入浴 | 1000円 |
| 客室数 | 100室 |
| 泉質 | ナトリウム・カルシウム塩化物泉 |
| 源泉温度 | 58℃ |
| 効能 | 神経痛・筋肉痛・冷え性・疲労回復など |
![対星館花かじか[外観]](images/pic44_1.jpg)
![対星館花かじか[内観]](images/pic44_2.jpg)
箱根温泉郷の隠れ宿として名高い、堂ヶ島温泉。
小田急線・箱根鉄道・ケーブルカーと乗り換えて別世界の入り口へ。
宿は早川に沿って建てられ、多くの部屋から岩間を駆け抜ける清流と、崖を覆いつくした木々の海が見える。大浴場の露天風呂は無色透明なお湯が満々とたたえられ、見るからに気持ちがいい。もちろん、源泉かけ流し。
喧騒から離れた一軒宿は、のんびりと過ごすのに最適。常設のエステがあり、専属エステシャンが美しさに磨きをかけてくれる。これが女性人気をさらに高める要因のひとつでもある。
箱根堂ヶ島温泉 対星館花かじか
| 所在地 | 神奈川県足柄郡箱根町宮下72 |
|---|---|
| 電話 | 0460-82-2281 |
| 宿泊料金 | 1万5750円〜 |
| 日帰り入浴 | 不可 |
| 客室数 | 28室 |
| 泉質 | ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉 |
| 源泉温度 | 81.9℃ |
| 効能 | 神経痛・慢性消火器病・疲労回復・慢性婦人病など |
![元湯環翠楼[外観]](images/pic45_1.jpg)
![元湯環翠楼[内観]](images/pic45_2.jpg)
箱根最初の温泉地として「一の湯」とか「元湯」の名前で呼ばれていたところが、現在の塔ノ沢温泉。ここで当時の風情を色濃く残しているのが、元湯環翠楼である。
大広間の神代閣は、杉や桜、桐などの銘木を使った折り上天井で、まわりの仙田菱畝画伯の屏風との調和がすばらしい。一目見ただけで圧倒されるような日本建築で、当然、「温泉遺産」の建築構造物に認定されている。肝心の温泉は3本の源泉から引いている単純泉。
まったくといっていいほど癖がなく入りやすい泉質となっている。
塔ノ沢澤温泉 元湯環翠楼
| 所在地 | 神奈川県足柄郡箱根町塔ノ沢88 |
|---|---|
| 電話 | 0460-85-5511 |
| 宿泊料金 | 1万8900円〜 |
| 日帰り入浴 | 不可 |
| 客室数 | 23室 |
| 泉質 | アルカリ性単純泉 |
| 源泉温度 | 60℃ |
| 効能 | 神経痛・リウマチ・打ち身・美肌など |
![仙郷楼[外観]](images/pic46_1.jpg)
![仙郷楼[内観]](images/pic46_2.jpg)
仙郷楼は、温泉好きには見逃すことのできない宿。というのも、この宿の歴史とお湯の良さに尽きるからである。仙郷楼は、江戸時代末期に箱根裏番所の常番頭していた先代館主が、明治維新のころ、大涌谷で温泉開発を行って、温泉を引くことに成功したことにはじまる。現在の地より下がった南甫園に温泉を引き湯治宿をはじめ、そして大正2年に現在の場所に移転し、仙郷楼として生まれ変わらせた。
お風呂は、この地の温泉を開発した宿だけに湯量は豊富で、すべて源泉かけ流し。
乳白色のお湯から硫黄の香が漂い鼻腔をくすぐる。誰もがこの香りこそが温泉だと思うだけに安心感もひとしおである。
仙石原温泉 仙郷楼
| 所在地 | 神奈川県足柄郡箱根町仙石原1284 |
|---|---|
| 電話 | 0460-84-8521 |
| 宿泊料金 | 2万1000円〜 |
| 日帰り入浴 | 不可 |
| 客室数 | 42室 |
| 泉質 | 酸性-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉 |
| 源泉温度 | 64.7℃ |
| 効能 | 胃腸病・神経痛・皮膚病・高血圧など |
古くから箱根七湯に数えられている芦ノ湯温泉は、鎌倉時代以前、すでに温泉の存在が知られていた。歴史上の著名人が滞在したことも多く、本居宣長、木戸孝允、西郷隆盛、勝海舟、山岡鉄舟などの名が残る。芦ノ湯温泉の歴史を語るとき、松坂屋本店の名を外すことはできない。ここの温泉は硫黄泉でありながら、コロイド硫黄成分を含んでいる稀なもの。
そのためなのか、源泉は青味がかった色。この湯を男女別の大浴場に注いでいるので、新鮮さ抜群。同じ湯を歴史上の人物に始まり文人や歌人、政治家、皇族も身を浸ったんだなあと思いながらの湯浴みは感慨もひとしお。
芦之湯温泉 松坂屋本店
| 所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町芦之湯55 |
|---|---|
| 電話 | 0460-83-6511 |
| 宿泊料金 | 未定(改装中につき) |
| 日帰り入浴 | 不可 |
| 客室数 | 未定 |
| 泉質 | 硫黄泉 |
| 源泉温度 | 61.5℃ |
| 効能 | 皮膚病・神経痛・婦人病・胃腸病など |
![亀屋旅館[外観]](images/pic48_1.jpg)
![亀屋旅館[内観]](images/pic48_2.jpg)
湯河原温泉は、その昔「万葉集」にも登場しているほど歴史は古い。
その時代には「懐妊の湯」と呼ばれ、鎌倉時代には洒落気も含めて「小梅の湯」と親しまれていた。亀屋旅館は、温泉地の奥にある創業100年の宿。お風呂は、男女別に内湯と貸切可能な露天風呂、そしてペットと一緒に入れる露天風呂がある。ペット好きに大変喜ばれているのが、ペットと一緒に泊まれることと、一緒に入ることができるペット専用の露天風呂があることだ。
湯河原温泉 源泉の宿 亀屋旅館
| 所在地 | 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上517 |
|---|---|
| 電話 | 0465-62-2145 |
| 宿泊料金 | 1万2278円〜 |
| 日帰り入浴 | 不可 |
| 客室数 | 17室 |
| 泉質 | ナトリウム・カルシウム塩化物質-硫酸塩泉 |
| 源泉温度 | 59℃・81℃ |
| 効能 | 神経痛・リウマチ・冷え症など |
![白根館[外観]](images/pic49_1.jpg)
日本の屋根と呼ばれる南アルプスの麓。ひっそりした深い谷間に、奈良田温泉はある。戦国時代の名将として誉れ高い武田信玄の隠し湯としても知られる。
白根館は一軒宿。露天風呂は石造り、木造りの二つで、野趣たっぷりの風情。
「トントン葺き」という独特の技法を用い、栗の柾目板を積み重ねた屋根を一部にかけてある。源泉は考謙天皇が残した様々な功績にちなんで名づけられた「七不思議の湯」のひとつ「洗濯池」。泉質は食塩泉で、ヌルリとした肌ざわりの良く温まる湯。
奈良田温泉 白根館
| 所在地 | 山梨県南巨摩郡早川町奈良田344 |
|---|---|
| 電話 | 0556-48-2711 |
| 宿泊料金 | 1万1000円〜 |
| 日帰り入浴 | 1000円 |
| 客室数 | 13室 |
| 泉質 | 含硫黄-ナトリウム-塩化物泉他 |
| 源泉温度 | 49.8℃ |
| 効能 | 糖尿病・通風・便秘・神経痛など |
![古湯坊源泉館[外観]](images/pic50_1.jpg)
![古湯坊源泉館[内観]](images/pic50_2.jpg)
近代的な建物の宿や木造建築の宿など、多種多様の宿と、みやげ物店、飲食店、民家などがびっしりと軒を並べている、どこかなつかしい温泉地となっているここが、下部温泉だ。ここでは昼間でも浴衣姿の客がそぞろ歩きをしているのが目にとまる。
ということはつまり、連泊の客が多いということだ。
古湯坊源泉館は1200年の歴史がある、下部温泉のなかでも古くから営んでいるところ。
温泉は古くから、傷や骨折などのリハビリには定評があり、そのなごりとして毎年この宿の近くにある神社では松葉杖の供養がとり行われるほど。これはこの温泉地にくるときには
使っていた杖を、帰るときには使う必要がなく、みな忘れて帰るためだとか。
下部温泉 古湯坊源泉館
| 所在地 | 山梨県南巨摩郡身延町下部町45 |
|---|---|
| 電話 | 0556-36-0101 |
| 宿泊料金 | 1万650円〜 |
| 日帰り入浴 | 1000円 |
| 客室数 | 24室 |
| 泉質 | 弱アルカリ性単純温泉 |
| 源泉温度 | 29.6℃ |
| 効能 | 運動機能障害・関節痛・やけど・病後回復期など |
![川浦温泉山県館[外観]](images/pic51_1.jpg)
![川浦温泉山県館[内観]](images/pic51_2.jpg)
笛吹川の渓流を見下ろす高台にポツリと建っている一軒宿。それが川浦温泉の山県館である。
甲州には、数多くの信玄の隠し湯が存在するが、この宿は「隠し湯」というよりは「表湯」であり、信玄ゆかりの湯なのである。
この宿には、露天風呂付大浴場が男女別に、そして男女共用の露天風呂、貸切風呂が2ヵ所ある。
これらすべてが「源泉かけ流し風呂」なのは、2本の源泉から毎分1250リットルもの、とてつもないお湯の量を自家源泉として持っているから。露天風呂はほんのりと硫黄の香りがするお湯だが、ここには2種類の源泉が使用されているので自分の好きな泉質が選べるのがうれしい。
川浦温泉 川浦温泉山県館
| 所在地 | 山梨県山梨市三富川浦1140 |
|---|---|
| 電話 | 0553-39-2111 |
| 宿泊料金 | 1万8000〜 |
| 日帰り入浴 | 1500円 |
| 客室数 | 31室 |
| 泉質 | アルカリ性単純温泉 |
| 源泉温度 | 43.2℃ |
| 効能 | 神経痛・不眠症・動脈硬化・アトピーなど |
![旅館深雪温泉[外観]](images/pic52_1.jpg)
![旅館深雪温泉[内観]](images/pic52_2.jpg)
甲府盆地のほぼ中央に位置する石和は、かつて行政の中心となる国府が置かれていた場所であり、また武田信玄もここ石和に居地を置いていた。その石和に温泉が見つかったのは昭和36年のことで、この旅館深雪温泉はそれから一年後の昭和37年に自前の温泉を掘り当てたのであった。
今日では、この宿は2本の自家源泉があり毎分1415リットルもの豊富なお湯が確保されている。
これだけの量があれば当然ながらすべてのお風呂は、「源泉かけ流し風呂」となっている。
石和温泉 旅館深雪温泉
| 所在地 | 山梨県笛吹市石和町市部822 |
|---|---|
| 電話 | 055-262-4126 |
| 宿泊料金 | 1万3800円〜 |
| 日帰り入浴 | 1000円 |
| 客室数 | 15室 |
| 泉質 | アルカリ性単純温泉 |
| 源泉温度 | 36℃ 50.8℃ |
| 効能 | 胃腸炎・糖尿病・アトピー・婦人病など |
![常盤屋旅館[外観]](images/pic53_1.jpg)
![常盤屋旅館[内観]](images/pic53_2.jpg)
野沢温泉は長野市の北東、千曲川の北に位置する湯量に恵まれた温泉地。宿の数は多いが小規模なものが多く、もてなしのよさに定評がある。代表的な温泉施設は、中心部にある共同浴場「大湯」。
常盤屋旅館はその大湯の向かいに立つ由緒正しい宿。寛永年間の創業。
温泉は大湯の近くにある四本の源泉から引湯。一般的な宿の7軒分に相当する湯量を千人風呂と子宝薬師の湯、2ヵ所の内湯に注ぎ込んでいる。千人風呂は正式には「光明皇后の千人風呂」と言う。天然痘が猛威を振るった奈良時代、夢でお告げを聞いた皇后が、貴賎の区別することなく患者を扱い、千人同時に風呂に入れて療法を行ったことにちなんだもの。
野沢温泉 常盤屋旅館
| 所在地 | 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷9347 |
|---|---|
| 電話 | 0269-85-3128 |
| 宿泊料金 | 1万5900円〜 |
| 日帰り入浴 | 不可 |
| 客室数 | 15室 |
| 泉質 | 弱アルカリ硫黄泉 |
| 源泉温度 | 75℃ |
| 効能 | 糖尿病・痛風・慢性便秘・慢性皮膚病など |
![白船荘新宅旅館[外観]](images/pic54_1.jpg)
![白船荘新宅旅館[内観]](images/pic54_2.jpg)
数年前、週刊誌が第一報を報じ、その後テレビなどで数ヶ月続いた温泉疑惑事件。
発端となったのは白骨温泉。事件以来、私は何度も白骨温泉に足を運び、本来の正真正銘の温泉宿になっているかを検証。現在では、白骨温泉の安全に対する意識は全国のどの温泉よりも高く、温泉事件の反省をしっかり踏まえているように見える。
白船荘新宅旅館は、温泉名の由来となっていた「白船」を屋号に用いた老舗の宿である。
風呂は内湯、露天、家族風呂と7つある。すべて「源泉かけ流し」。
「三日入ると三年は風邪をひかない」と言われる名湯は、もいう温泉事件を忘れてもよく、一度は訪ねてみたい温泉であることに間違いない。
白骨温泉 白船荘新宅旅館
| 所在地 | 長野県松本市安曇4201 |
|---|---|
| 電話 | 0263-93-2201 |
| 宿泊料金 | 1万5750円〜 |
| 日帰り入浴 | 不可 |
| 客室数 | 39室 |
| 泉質 | 含硫黄ー炭酸水素塩泉 |
| 源泉温度 | 49.8℃ |
| 効能 | 慢性胃腸病・高血圧・糖尿病・血流障害など |
![保科館[外観]](images/pic55_1.jpg)
![保科館[内観]](images/pic55_2.jpg)
北八ヶ岳山麓の奥深くを流れる渋川に沿って奥蓼科温泉郷があり、6軒の温泉宿が点在している。その中の一つが渋川温泉の保科館。
温泉は古くからのものと、昭和初期に掘り当てた68度の源泉があり、毎分500リットルものお湯が出る。
普通の温泉宿が約100リットルでまかなっているのが普通であるので、この宿は5軒分の湯量があるということになる。
豊富な湯量があるため当然すべてお風呂は「源泉かけ流し」だ。露天風呂は大小の岩や石を巧みに組み合わせた大きな湯船で、女性用は崖の上に湯船があるため、白樺の丸太が横にされた手すりが付けられていて、白い幹の色と周囲の原生林とのコントラストが見事に調和されている。
眼下には渓流の流れを望み、一段と山のいで湯のムードを感じさせてくれる。
奥蓼科渋川温泉 保科館
| 所在地 | 長野県茅野市渋川峡 |
|---|---|
| 電話 | 0266-67-2319 |
| 宿泊料金 | 1万2750円〜 |
| 日帰り入浴 | 800円 |
| 客室数 | 28室 |
| 泉質 | 炭酸水素塩泉 |
| 源泉温度 | 65℃ |
| 効能 | 神経痛・成人病・筋肉痛など |
![五色の湯旅館[外観]](images/pic56_1.jpg)
![五色の湯旅館[内観]](images/pic56_2.jpg)
五色温泉は長野県と群馬県の県境付近、松川渓谷の谷底にある一軒宿。大自然に囲まれ、秘湯らしさは格別。ランプの宿としても有名で、温泉好きならば一度は訪れたいと思う憧れのひとつだろう。五色の湯旅館には男女別になった内湯と、混浴、女性専用の露天風呂それぞれひとつ。
ほかに家族風呂がある二つある。
夕暮時。湯船の周りは暗いものの、晩秋の透き通るような空に浮かぶうろこ雲が、明るい茜色に染まっている。
あまりの美しさにただ呆然と眺めるだけ。どれだけの時が過ぎたかわからないが、気がつけば星がキラキラと輝き始めている。大自然が織りなすドラマにすっかり満足。
五色温泉 五色の湯旅館
| 所在地 | 長野県上高井郡高山村五色温泉 |
|---|---|
| 電話 | 026-242-2500 |
| 宿泊料金 | 1万6425円〜 |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 客室数 | 12室 |
| 泉質 | 硫化水素塩泉 |
| 源泉温度 | 86℃ |
| 効能 | 神経痛・リュウマチなど |
![渓谷美の風景館[外観]](images/pic57_1.jpg)
![渓谷美の風景館[内観]](images/pic57_2.jpg)
長野市から車で40分ほど北東へ走ると、温泉銀座と呼ばれる高山村がある。
山田温泉は村を二分して流れる松川渓谷に沿って、至るところから湯煙が立ち上る温泉銀座の中心。その中でひときわ素晴らしい露天風呂のある宿、風景館を訪問した。
宿の一番の魅力は、建物ではなく渓流露天風呂にある。館の裏手から外に出て石段を下って行く。つづら折りになった石段は全部で150段もあり、帰りが少しきつそう。
約5分下ると脱衣所と断崖にへばりつくようにつくられた露天風呂が現れる。
丸みをおびた長方形の湯船には、無色透明なお湯がひたひたとたたえられ、湯船の緑からは湯がどんどん流れ落ちる。正式名称が「仙人露天風呂」と聞いて納得。仙人だけが知っている秘湯だったわけだ。
信州高山温泉郷山田温泉 渓谷美の風景館
| 所在地 | 長野県上高井郡高山村山田温泉 |
|---|---|
| 電話 | 026-240-2611 |
| 宿泊料金 | 1万3800円〜 |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 客室数 | 32室 |
| 泉質 | 含ナトリウム・カルシウム塩化物泉 |
| 源泉温度 | 68.5℃ |
| 効能 | 神経痛・関節痛・慢性皮膚病・痔疾など |
![歴史の宿金具屋[外観]](images/pic58_1.jpg)
![歴史の宿金具屋[内観]](images/pic58_2.jpg)
長野県を代表する観光のスポット・志賀高原の西麓、横瀬川のほとりにある渋温泉は 約1200年前の歴史がある古湯。僧行基が全国行脚の際、湯があることを土地の人に教えたのが
はじまりだと伝えられている。
「温泉遺産」の建築構造物に認定されている金具屋ホテル。木造りの優雅さを備えた四層の楼閣となっていて、ひときわ目を引く。風呂は、内湯が男女別に2ヵ所と露天風呂が男女別に1ヵ所、そして貸切露天風呂が5ヵ所。これだけのお風呂があるのは温泉好きにはたまらない。
歴史が息づく宿ゆえに、若い主人が建築や調度品について案内してくれう。ぜひとも参加されて、 他では得難い知識を手に入れてほしい。とにもかくにも風格ある宿。思いっきり歴史とお湯を堪能したいものだ。
渋温泉 歴史の宿金具屋
| 所在地 | 長野県上高井郡山ノ内町渋温泉 |
|---|---|
| 電話 | 0269-33-3131 |
| 宿泊料金 | 1万6950円〜 |
| 日帰り入浴 | 不可 |
| 客室数 | 29室 |
| 泉質 | 含硫黄ナトリウムカルシウム・硫黄塩化物泉 |
| 源泉温度 | 65〜98℃ |
| 効能 | 神経痛・筋肉痛・慢性皮膚病・慢性婦人病など |
![塵表閣本店[外観]](images/pic59_1.jpg)
![塵表閣本店[内観]](images/pic59_2.jpg)
古くから湯治場として親しまれてきている、渋・湯田中温泉。そこから少しばかり、夜間瀬川沿いを上ったところにあるのが、上林温泉。どの旅館も落ち着いた赴きがあり大人が満足できる宿だが、 中でも塵表閣は上林温泉を代表する存在。夏目漱石、林芙美子を筆頭に多くの文人、歌人などの常宿としてひいきを受け続けてきた宿だ。清遊亭と呼ばれる棟は、浴室で、男女別の内湯があり、その間に岩屋風呂から続いてT字を形づくる男女共用の露天風呂がある。岩組みされた湯船には湯筒からお湯がこんこんと流れ落ち、湯面に波紋を広げている。肌切れのよい無色透明なお湯に浸かり、野草が生い茂る庭を眺めていると、湯音が耳に心地よく響く。
上林温泉 塵表閣本店
| 所在地 | 長野県上高井郡山ノ内町大字平穏1409 |
|---|---|
| 電話 | 0269-33-3151 |
| 宿泊料金 | 1万5750円〜 |
| 日帰り入浴 | 1000円 |
| 客室数 | 10室 |
| 泉質 | ナトリウム・カルシウムー塩化物硫酸塩泉 |
| 源泉温度 | 65.6℃ |
| 効能 | 神経痛・筋肉痛・関節痛・うちみなど |
![後楽館[外観]](images/pic60_1.jpg)
![後楽館[内観]](images/pic60_2.jpg)
長野県を代表する、湯田中・渋温泉郷の中で一番奥に位置するのが、地獄谷温泉。
ここは今日でも歩いていかなければならない僻地にある秘境の温泉である。この宿が全国的な日秘湯好きに知れわたったのは、猿が気持ち良さそうに湯船に入っている姿がマスコミで紹介されたからだ。
風呂は男女別の内湯と男女共用の露天風呂がある。「延命の湯」と呼ばれる内湯はすべて木板でできており、4,5人が入れるほどの大きさで、ほのぼのとした灯りのもとでの入浴だ。湯船からは、目と鼻の先に横瀬川のせせらぎが流れ、対岸からは天然記念物となっている噴泉塔がある。高さ10メートルぐらいまで立ち昇るお湯は見事なまでの迫力。
地獄谷温泉 後楽館
| 所在地 | 長野県上高井郡山ノ内町大字平穏6818-1 |
|---|---|
| 電話 | 0269-33-4316 |
| 宿泊料金 | 1万545円〜 |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 客室数 | 11室 |
| 泉質 | ナトリウムカルシウム―塩化物硫酸塩泉 |
| 源泉温度 | 75〜85℃ |
| 効能 | 神経痛・皮膚病・便秘・じん麻疹など |
![高原の宿みはらし[外観]](images/pic61_1.jpg)
![高原の宿みはらし[内観]](images/pic61_2.jpg)
日本の屋根と言われる北アルプス連峰の南端に位置する乗鞍岳は秀峰として知られ、多くの登山客が訪れる。乗鞍岳の東麓に位置する乗鞍高原温泉はには数多くの宿が点在しているが、おすすめは、高原の宿みはらしだ。この宿の名物であり、私のイチ押しは、何と言っても貸切野天風呂の「りすの湯」だ。湯船に浸かると、せせらぎの音と小鳥のさえずり、木の葉が風にゆれる音がBGMとなって聞こえてくる。にごり湯の香と自然が織りなす音がこれほどまで胸に響いてくるものかと感動してしまうほど。
乗鞍高原温泉 高原の宿みはらし
| 所在地 | 長野県松本市安曇4025-2 |
|---|---|
| 電話 | 0263-93-2612 |
| 宿泊料金 | 1万500円〜 |
| 日帰り入浴 | 不可 |
| 客室数 | 12室 |
| 泉質 | 酸性硫化泉 |
| 源泉温度 | 47℃ |
| 効能 | 切り傷・冷え性など |
小谷温泉は今から約450年前、武田信玄と上杉謙信との川中島合戦の折り、薬師如来の霊夢を受け、武田信玄の家臣に発見されたといわれている古湯。「温泉遺産」の認定制度が発足した最初から連続認定されているのは山田旅館。木造三階建ての建物は江戸末期建造の本館、大正期建造の新館。釘をいっさい使わない構造で、国の登録有形文化財になっている。いつまでも保存、活用し続けてほしい。本館の内風呂のさほど広くない湯殿には、宿の裏手から自噴する源泉をそのまま引き込み、湯温を下げるために自然落下させた打たせ湯と、湯船の一角に寝湯がある。透明だが少し茶色く参加した湯につかると、湯は肌に優しくまとい付くような感じでしっとりとする。
小谷温泉 大湯元山田旅館
| 所在地 | 長野県北安曇郡小谷村中土18836 |
|---|---|
| 電話 | 0261-85-1221 |
| 宿泊料金 | 1万495円〜 |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 客室数 | 48室 |
| 泉質 | ナトリウム炭酸水素塩泉 |
| 源泉温度 | 47℃ |
| 効能 | 傷・やけど・調尿病・肝臓病など |
![高志の宿高島屋[外観]](images/pic63_1.jpg)
![高志の宿高島屋[内観]](images/pic63_2.jpg)
新潟県の中越地方で最も親しまれている山のひとつに弥彦山がある。弥彦山の峰続き、多宝山の山麓を流れる矢田川のほとりにある岩室温泉は、新潟の奥座敷として君臨している。 宿の高島屋の建物は180年前の庄屋造りの古民家を移築したもので重厚で落ち着きがある。まさに岩室温泉の歴史を刻んできた老舗ならではの佇まいである。ちなみに、この建物は「温泉遺産」の建築構造物に認定されている。お風呂は「翁の湯」と名付けられた二ヵ所の湯殿があり、湯船は古代檜が使われているこの風呂は男女入り代わり制をとっているので両方の湯船を楽しむことができる。
岩室温泉 高志の宿高島屋
| 所在地 | 新潟県新潟市西浦区岩室温泉 |
|---|---|
| 電話 | 0256-82-2001 |
| 宿泊料金 | 2万1150円〜 |
| 日帰り入浴 | 不可 |
| 客室数 | 20室 |
| 泉質 | ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 |
| 源泉温度 | 41.8℃ |
| 効能 | 神経痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・うちみなど |
![奥湯沢貝掛温泉[外観]](images/pic64_1.jpg)
![奥湯沢貝掛温泉[内観]](images/pic64_2.jpg)
700年の歴史がある貝掛温泉は、目の治療に効果があり、といわれる珍しい湯で、通称「目の温泉」として親しまれてきた。総木造りの宿は、木の香りがぷーんと漂い心地良い。
この宿の風呂は、男女別の大浴場と露天風呂がひとつずつ、というシンプルな構成である。女性用には露天風呂も併設されている。女性用の大浴場の天井にかかる太い梁は印象的で、越後の匠の技が活かされた造りとなっており、日本家屋の素晴らしさが再認識できるはずである。一方、男性用の露天風呂も湯船に浸かって一面に広がる原生林を眺めていると、都会の喧騒が脳裏から一層されるかのようである。
貝掛温泉 奥湯沢貝掛温泉
| 所在地 | 新潟県南魚沼郡湯沢町大字三俣貝掛 |
|---|---|
| 電話 | 025-788-9911 |
| 宿泊料金 | 1万2750円〜 |
| 日帰り入浴 | 1000円〜 |
| 客室数 | 28室 |
| 泉質 | ナトリウム・カルシウム・塩化物泉 |
| 源泉温度 | 37℃ |
| 効能 | 白内障・高血圧・病後回復期・やけどなど |
![清津館[外観]](images/pic65_1.jpg)
![清津館[内観]](images/pic65_2.jpg)
清津館は峡谷めぐりの基地として最適な場所にある。宿は、近年建て替えられた鉄筋コンクリート造りでがっちりとしている。渓谷に面した客室は、光がいっぱい差し込んで明るく、そして清流の流れが眺められるようになっている。昼間でも川の音や、かじかの鳴き声が聞こえてくる。 風呂は、館内に男女別の大浴場があり、日本の自家源泉のお湯が注がれている。湯船に注がれたお湯は、その日の天候や気圧などの自然条件によって、美しい薄青色や薄緑色している。あまり他の宿では見かけることのない色合いなので、入浴剤が入っているのではと思ってしまうが、そんな心配はいらない。決して入浴剤は入っていない、正真正銘の源泉100パーセントでこの色合いなのである。
清津峡湯元温泉 清津館
| 所在地 | 新潟県十日町小出葵2126 |
|---|---|
| 電話 | 025-763-2181 |
| 宿泊料金 | 1万2700円〜 |
| 日帰り入浴 | 700円 |
| 客室数 | 11室 |
| 泉質 | 単純硫黄泉 |
| 源泉温度 | 48.5℃ |
| 効能 | 神経痛・関節痛・糖尿病・皮膚病など |
![清流荘[外観]](images/pic66_1.jpg)
![清流荘[内観]](images/pic66_2.jpg)
新潟県と山形県の県境にある飯豊連邦から流れ出している荒川のほとりには高瀬温泉、雲母温泉、鷹ノ巣温泉、湯沢温泉










































































