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いちトラム

岡山電気軌道MOMO・9200形

[2011年11月18日]

岡山県の県庁所在地、岡山市を走る路面電車の岡山電気軌道、

通称岡電は東山線に清輝橋(せいきばし)線と、2つの路線をもつ。

東山線は岡山駅前と東山との間の3,1キロ、清輝橋線は東山線の柳川から分かれ、

清輝橋までの間の1,6キロをそれぞれ結ぶ。

停留場は東山線に10カ所、清輝橋線に6カ所の計16カ所に設けられ、

合わせて4,7キロという路線の長さは全国の路面電車の中で最も短い。

 

電車の運行形態は東山線の全線を行く岡山駅前-東山間と、

東山線と清輝橋線とを直通する岡山駅前-清輝橋間との2系統だ。

日中、電車は岡山駅前-東山間では5分おきに、

岡山駅前-清輝橋間では8〜9分おきにそれぞれやって来るので、

両者が重複する岡山駅前-柳川間では電車の姿を頻繁に見ることができる。

 

岡電自慢の電車と言えば、2002(平成14)年から導入された

超低床電車の9200形・通称MOMOだ。

MOMOはカナダ資本でドイツに本社のある

ボンバルディア・トランスポーテーションが設計した電車を基本に、

日本の新潟鐵工所(現在の新潟トランシス)で製造された。

 

新たに導入されたMOMO2

 

 

 

 

大きな窓を備え、丸みを帯びた車体を2両連接するという

MOMOのスタイルはメーカーの標準的な仕様で、

前回紹介した富山ライトレール、

さらには富山県高岡市の万葉線にも同じような電車が走っている。

こうしたなか、MOMOはJR九州の鉄道車両などのデザインで知られる

水戸岡鋭治氏の手による個性的な内装をもつ。

車内に一歩足を踏み入れると、いすや床などあちらこちらに木があしらわれ、

近未来的な外観とは裏腹にどこか懐かしく、

落ち着いた空間が広がる。窓の日除けもすだれと凝ったもの。

いままでの鉄道車両にはない斬新なアイデアが持ち込まれ、

多くの利用者から好評を得ている。

 

 

 

長らく1編成で活躍していたMOMOに本年2011(平成23)年9月に仲間が増えた。

岡電創立101年目に導入された1号車ということで、9200形・1011号車という。

これまでと同様に車内には木材が多用されているが、

ナチュラルな色調から白と黒とを基調としたモノトーンに変わった。

さらに、パーティーやイベントなどにも対応できるよう

着脱式のテーブルが新たに設けられている。

 

岡山電気軌道では新たに導入された

MOMOの購入費の一部を支援するMOMO2サポーターを募集している。

一口1000円からで、10口1万円以上を寄付したサポーターに対しては氏名をプレートに刻み、

MOMO2の車内に掲示するという。締切は平成23年12月31日。

 

 

 

「MOMOサポーター」に関する詳細はこちらから↓

 

http://www.okayama-kido.co.jp/tramway/news_w/_userdata/momo2suport.pdf

 

(写真提供・建部 拓)

 

 

 

 

 

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コメント(2)

水戸岡鋭治氏のデザインによるものとは知りませんでした。なんか愛敬ある顏にも思えます。一度はのってみたいですね。今回の記事を読んで、また勉強になりました。次回の記事も楽しみにしとります。

人や環境にやさしい超低床電車が増えて欲しいですね

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