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深澤里奈のtea journeyな日々

最終回「お茶が結ぶ、人とのご縁」

[2012年2月10日]

先日、伊賀焼作家の谷本洋氏の個展で

『tea journey』として添え釜をさせていただきました。

伊賀焼はダイナミックなものが多く、女性の私としては

普段なかなか馴染みがないものだったのですが、

谷本さんとの出会いによって、その魅力に魅せられました。

実際にお茶を点ててみると、とても点てやすく

また、見た目よりも軽いお茶碗は、手に心地よく収まります。




tea journey』として参加させていただいたわけですから、

着物ではなくワンピースドレス。

そして、ガラスポットにお盆を合わせてお茶を振る舞いました。




通常よりも入りやすい雰囲気となったその席には、

老若男女様々な方が足を運んで下さいました。

そして、お茶を飲み終えた後に器をじっと見つめ

愛おしそうに手で包んでいらっしゃいます。

これは、谷本さんがこめた魂が伝わっているからだと思います。




器を下げるために、お客様のところへ足を運ぶと、

「このように美しい雰囲気の中で、お茶をいただけて

涙が出るほど感激しました」

と声をかけてくださいました。




お茶というのは不思議なもので、

初めてお目にかかる方とでも、このような心が通う会話を成立させるのです。

改めて周囲を見渡してみると、

その日私の周りにいてくれた方々は皆、

お茶がご縁で親しくさせていただいている方ばかりです。

こんなにも、私の生活において、お茶という存在は大きなものだったのかと

改めて感じ入りました。




そろそろ、季節としてはお別れの季節、そして出会いの季節となるわけですが、

どうぞ心が通う出会いとなるように、

一服のお茶をお役に立てて欲しいと願います。

 

 

 

 

深澤里奈さんの「tea journeyな日々」は今回で最終回となります。

ご愛読、ありがとうございました。

 

 

 

 

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