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 第14回 「ペア碁」囲碁のもうひとつの楽しみ方

[2012年1月23日]

 

 囲碁は基本的に1人対1人で打ちますが、

2人対2人で打つ「ペア碁」という楽しみ方があります。


 ペア碁は、混合ダブルスのようなもの。2人1組で対戦します。

もちろんふたりで話し合うなど厳禁。打つ順番はかわりばんこ。

間違えるとペナルティを払わなければなりません。


 ペアとの意思疎通も重要で、うまくいかないと味方が敵になりかねません。

 1対1で打つ囲碁のおもしろさはそのまま、勝てば喜び2倍、負けても悔しさ半分といいます。

 私も学生時代から何度も出ていますが、ひとりで打つより楽しくて、一度出るとはまります。

自分より強い人と組むと、自分の着手は半分なのに、

自分が強くなったような錯覚をしてうれしくなったものです。

 

 

 

ペア碁用の二階建てになった碁笥。

 

 

 

 「ペア碁」は中国・広州であったアジア大会でも、

昨年12月、中国北京であったスポーツアコードワールドマインドゲームズでも、

正式種目でした。

「日本ペア碁協会」は公益財団法人として認められており、ペア碁は立派な競技なのです。

 

 

 1月21日には、「プロ棋士ペア碁選手権」の1回戦から準決勝までが打たれました。 

 

決勝に残ったのは、吉原(旧姓・梅澤)由香里五段・結城聡九段ペアと

謝依旻女流本因坊・王銘エン九段ペアです。

決勝戦は4月1日、囲碁将棋チャンネルで放映予定。ご興味があったら、ぜひご覧ください。

 

 

 

左が吉原五段。漫画「ヒカルの碁」の監修者としても知られています。その右が結城九段。

 

 

 さらにさらに、毎年11月には、国際アマチュア・ペア碁選手権も催されています。

世界中、22の国・地域から32組のペアが集まります。

 

 

 

 

 

 大会初日の夜には、ペアをシャッフルし、プロや愛好家も加わっての親善対局があります。

そのときは、皆、民族衣装で登場し、華やかな雰囲気になります。

 

     

 

 

また、ペア碁は紳士淑女のゲームとして位置づけられており、皆、おしゃれをして参加します。

ベストドレッサー賞も設けられているのですよ。

 

 

 囲碁界はまだまだ男性のプレイヤー人口が多い。

ペア碁は女性のプレイヤー拡大の大きな一手になっています。

 

 

 


 
 

 

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