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「In Transit  イン・トランジット」

「B787ってナニが凄いの?」

[2011年11月 1日]




最近、ボーイング社の新型旅客機B787が
話題になっていますね。


ANAが9月に受領した1号機は
10月26日、チャーター便として成田から香港に向け離陸。
同型機の世界初の営業フライトとなりました。


ANAが展開する広告もよく目にします。
当初の計画より3年以上遅れての初飛行ですので、
関係者の感慨が伝わってくるようにも思えます。



しかし、そんなB787の特徴や凄さに
今ひとつピンとこない人も多いのではないでしょうか。


機体の素材には新開発の炭素繊維が使われ
軽量化により燃費が劇的に向上・・・。
機体パーツは約35%が日本製で、それは「Made with Japan」・・・。
機内にLED照明を導入し環境負荷を低減・・・。


と言われても、
業界関係者や航空ファンでなければ、
具体的に空の旅にどんな影響があるのかよく分からない、
というのが正直なところ。


燃費が良くなってコスト削減しても
明日から航空運賃は下がらないだろう、
とさえ言う人もいます(確かに!)。


そこで一般旅客としての私たちにも分かる
B787のナイスな点をいつくか挙げてみましょう。



(1)
荷物スペースが広い
現行の中型機B777より座席上の荷物スペースが30%広いです。
持ち込み荷物はサイズと重量が制限されていますけど、
余裕があるに越したことはないですね。


(2)
機内のLEDライトが楽しい
LEDライトは照度や色が細かく制御できるので、
フライトの状況(離陸・食事・睡眠時など)ごとにより
自然に近い照明を設定できます。いきなりの点灯で目が眩んだりしませんね。


(3)
「良い空気」で酔いにくい
ウイルス・バクテリアなども除去する
特殊フィルターと悪臭除去機能を備える空気清浄装置が導入されています。
機内の標準気圧も従来の高度2,800メートル相当から2,000メートル相当に下げ、
飛行機酔いしにくい環境になるとのこと。


(4)
窓が大きい
座席横の窓は縦48センチ・横28センチ。
これまでの機種の窓と比べて約30%も大きいのです。
視界は劇的に広がるに違いありません。
またシェード(日よけ)は上下スライド式の手動のものが電子化され、
ボタン操作で窓にフィルターがかかります。
集中操作も可能ですから、
窓側に座った時にCAから「シェード、上げて(下げて)」と
言われることもなくなりますね。


(5)
トイレ洗浄機が付いている
日本が世界に誇る「ウォシュレット」が上空1万メートルにも登場です。
この装備はANAの強い要望で実現したとか。
これは一度でも使ったことのある人なら空の上だろうが地球の裏側だろうが、その必要性がよく分かるというもの。

 

ちなみにこの5つの特徴は、
私の個人的な期待が小さいものから大きなもの順に書いてみました(笑)。


ANAのB787は間もなく羽田〜岡山・広島・フランクフルト線などに投入され、
JALなど他の航空会社も順次受領を開始し、
2012年以降、定期路線での運航を開始する予定です。

 


写真提供 ©Boeing Company, ANA, Jun Matsumoto

 

 

 

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